睡眠薬の種類

作用時間で分類される

睡眠薬の分類法にはいくつかあります。

ベンゾジアゼピン系や、バルビツール酸系など作用や成分によって分類される方法の他に、作用時間で分類されることもあります。

睡眠薬の作用時間による分類は4種あり、それぞれで作用時間が違っています。

不眠のタイプによって適している効果時間が変動するので、自分がどういった不眠症なのかだったり、それぞれの睡眠薬の作用時間による分類を把握しておくことで

より自分に適した睡眠薬を言付けるのに役立ちます。

効果時間による分類は

超短時間作用型
短時間作用型
中間作用型
長時間作用型

の4タイプになります。では、それぞれのタイプによる違いやどの程度で効果があらわれ消失していくのかを見ていきましょう。

超短時間作用型

こちらのタイプはその名の通り最も作用時間が短いタイプの睡眠薬になります。

服用後30分以内に効果があらわれ、眠気のピークは1時間後に訪れます。

その後、3~4時間後には効果が消失します。

効果時間が非常に短い為、持ち越し効果などのリスクが一番小さい睡眠薬になります。

飲んでから早く効果があらわれて、その効果が長く続かないので「入眠障害」の不眠症に対して有効な種類になります。

しかし、短時間の効果しかないため夜中に目が覚めてしまう「中途覚醒」に対して使うのには適していません。

代表的な睡眠薬として、アモバンやルネスタ、マイスリーがあります。

短時間作用型

服用後1時間以内に効果が現れ、眠気のピークは2時間後と言われています。

催眠効果自体は、6時間以内に消失すると言われており、中時間、長時間型に比べると短くなっています。

短時間作用型は「入眠障害」に対して有効でありながら、超短時間型に比べ効果時間が長いので「中途覚醒」にも有効となります。

しかし、効果時間は長くはないので朝早く目が覚めて眠れなくなる「早朝覚醒」には適していません。。

短時間作用型の代表的な睡眠薬としては、レンドルミンやリスミーなどがあります。

中時間作用型

服用後2時間以内に効果が現れ、眠気のピークは3時間後に訪れ、12時間程度で効果がなくなります。

中時間作用型は効果が長く続くため「中途覚醒」や「早朝覚醒」に有効です。

催眠効果の持続は長いですが、効果が出るまでにかかる時間も長くなっているため「入眠障害」には適していません。

中時間作用型の代表的な睡眠薬としては、ベンザリンやサイレースがあります。

長時間作用型

服用後2時間以内に効果が現れ、眠気のピークは3時間半後に訪れます。
効果は中時間作用型よりも更に長くなります。

体内で分解される速度の遅い長時間作用型は翌日まで効果が続くため、「早朝覚醒」に有効です。

長時間作用することから、持ち越し効果が出やすいタイプとも言えます。

中間作用型同様に催眠効果が現れるまで必要な時間が長いため「入眠障害」には向いていません。

長時間作用型の代表的な睡眠薬には、ドラールやダルメートなどがあります。

熟眠障害は例外

睡眠薬を使う事によって不眠症を改善することは可能ですが、熟眠障害を解消することはできません。

熟眠障害とは、睡眠時間を十分にとっていても熟睡した気分にならず疲労が取れない症状のことです。

「熟眠障害」は睡眠の質が低下することで起こる症状のため、睡眠を促す睡眠薬では根本的な改善には繋がりません。

そのため、熟眠障害を解消するために睡眠薬を使っても、全く効果が無いという事も少なくありません。

睡眠の質を高めることが熟眠障害の改善への一歩となるので、生活習慣の見直しや寝具の見直しなどを行って解消するようにしましょう。

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